IBS通信(タイトルが入ります)

2019年2月号(2019年1月25日発行:第228号)

皆さまこんにちは。年末の慌ただしさやお正月のゆったりとした雰囲気も落ち着き、すっかり日常が戻ってきました。1月12日に東京都心で初雪が観測され、指先がかじかむ寒い日が続きますね。ほとんど雨が降らないことで空気も乾燥し、インフルエンザも猛威を振るっています。その一方で、1月21日には同じく東京で梅の開花が観測されました。春の訪れをいち早く告げる梅の花。厳しい寒さが続いていますが、季節は確実に進んでいます。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去るという言葉通り、これから新年度を迎えるまであっという間に時が過ぎていきます。体調管理には十分気を付けながら、新たな季節に向けての準備を少しずつ始めて行きましょう。

【インフルエンザに要注意!】

2019年2月号(2019年1月25日発行:第228号) 

全国的にインフルエンザの患者数が急増しています。インフルエンザは例年1月下旬から2月上旬にピークを迎えるため、現在ちょうど流行のピークに差し掛かった所と言えます。
インフルエンザは感染力が強く、毎年この時期に流行します。潜伏期間は1~2日で、発症する1日前から発症後5~7日頃まで周囲にうつしてしまう可能性があります。発症日から約3日の間が最も感染力が強く、熱が下がったからといってむやみに外出すると感染拡大に繋がります。
インフルエンザ感染のチェックポイントは、38度以上の発熱と急激な発症です。普通の風邪の多くは咳や鼻水、くしゃみや怠さなどの症状が徐々に出てきますが、インフルエンザはこうした前触れもなく急に高熱になって気付く場合が多いです。また発熱の他に関節痛や筋肉痛が出ることも多いため、こうした症状や急な倦怠感が表れた場合は発熱前でもインフルエンザを疑ってください。
感染予防のために、こまめな手洗いを筆頭に、うがい、十分な栄養と休養、加湿など、十分な対策を心がけてください。また、もしインフルエンザを疑う症状が出た場合は無理して行動せず、速やかに医療機関を受診し感染を拡大させないようにしましょう。

【役立つ!コミュニケーション術 第6回】

2019年2月号(2019年1月25日発行:第228号) 

第1回は非言語コミュニケーションの重要性「メラビアンの法則」、第2回はお返しをしたいと思ってしまう「返報性の原理」、第3回は様々な効果をもたらす「笑顔の力」、第4回は最初と最後が重要という意味の『初頭効果と新近効果』、第5回は「質問を使いこなす」というテーマでお伝えしました。今回は『ミラーリング効果』についてお伝えします。
●ミラーリング効果とは●
 親しい人と話している時、自分や相手が同じようなタイミングで飲み物を飲んだり、脚を組み替えたりすることはありませんか。好意を持っている相手の動作や表情を無意識に真似てしまう現象のことを、心理学ではミラーリングと呼びます。人は意識的か無意識かに関わらず、『相手が自分の仕草をまねる(ミラーリングする)のは好意の表れであり、味方である』と認識します。コミュニケーションが上手く行っているとミラーリング現象がよく見られ、これは『あなたに好意をもっていますよ』というメッセージを互いに送り合っている状態と言えます。
●意識したミラーリング●
 好意を持っていると自然と行ってしまうミラーリングですが、これから仲良くなりたい相手に対し、意識してミラーリングを行うことも可能です。例えば、相手がお茶を飲んだら自分もお茶を飲む。相手が姿勢を正したら、自分も同じように姿勢を正す。こうした動作だけでなく、喜怒哀楽の表情を合わせたり、話すスピードや声の大きさを合わせることも効果的です。
ただし、こうしたミラーリング行為を頻発したり、あまりにもぴったりタイミングを合わせすぎると逆効果になってしまいます。この人は自分の真似をしている、と気付かれてしまうと、ミラーリング効果を知っている人には警戒心を、知らない人には不快感や不信感を与えてしまいます。そのためにも少しタイミングをずらしたり、会話の節目を狙ったり、あくまで自然なタイミングを心掛けることが重要です。
●まとめ●
 周りに好かれている人や優れた営業職の人は、話している相手のミラーリングをする傾向が高いことが研究でも明らかになっています。相手が自分に好意を持っていると分かると嬉しいもの。好意を伝えるスキルの一つとして、さりげないミラーリングを試してみてはいかがでしょうか。

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