IBS通信(タイトルが入ります)

2017年10月号(2017年9月25日発行:第212号)

みなさまこんにちは。夏のような暑さが続くかと思えば、秋めいた風が時おり肌寒く感じられる季節になりましたね。
秋と言えば台風が猛威を振るう季節でもあります。今年9月16日頃から日本各地で猛威を振るった台風18号は記憶に新しいですね。台風が通り過ぎた18日頃には、前日の17日の気温(20度前後・10月下旬並み)より10~15度も気温が上昇し、各地で真夏日を記録したようです。
台風一過の青空を清々しく感じつつも、この気温差により体調を崩した方もいらっしゃるのではないでしょうか。みなさまも、体調管理に気を付けて、気候が不安定な秋を乗り切りましょう。

【業務連絡:作業着について】

夏から秋へと季節も変わり始めて、涼しい日が増えてきました。
夏からの雇用で長袖がほしいなど作業着に関して何かご要望がありましたら、IBS本社までお問い合わせください。現場によっては男女別ではなくフリーサイズの作業着もあります。ご連絡の際は念のため普段着ている洋服のサイズを教えてください。
在庫が少ないため、要望を受けてからの発注となります。
用意するまでに少しお時間がかかってしまう可能性がありますので、ご希望の際は余裕をもってご連絡をお願いします。

【安全協力会@IBS】

2017年10月号(2017年9月25日発行:第212号) 

9月18日(月)17:00より、日ごろお付き合いのある協力会社の方々をIBSへ招き「安全協力会」を開催しました。
IBSではほかの同業者さんとも親密なお付き合いをしており、お互いに協力をし合いながら仕事をしています。今後現場の施工をお願いするにあたり、協力会社の皆様とのコミュニケーションを大切にしようということで各社にお声がけをし、この日は8社の代表、担当者の方が集まってくださいました。IBSからは矢野社長、糀マネージャー、各部門リーダー、運営サポート部、営業部の計10名が出席し、総勢18名での開催となりました。

第1部では委託している現場を持つ2社の代表よりKY(危険予知)についての発表をして頂きました。具体的な内容は現場の状況、どのような危険(ケガ、事故等)が考えられるか、その危険を防ぐための対策などです。参加者全員で情報を共有でき、安全な作業について改めて考えることができたと思います。また、営業部の関澤リーダーよりIBSの現状と今後の活動について、糀マネージャーより「コミュニティの活性化」についてのお話があり、協力会社の皆様にIBSの考えをしっかりお伝えしました。
18:30からは社外に場所を移し、第2部を行ないました。第1部とは異なり、和やかな雰囲気でのスタートとなりました。前半ではできなかった込み入った内容も話すことができ、これまで以上に繋がりを深めることができたと思います。

今回の安全協力会で、IBSと各社というだけではなく、協力会社さん同士の繋がりもできました。自社紹介を通してそれぞれの得意分野・困り事も伝えて頂いたので、各社で協力しあって今後の業界を盛り上げていくことができればと思います。IBSでの安全協力会は今回が初めての開催となりましたが、今後とも円滑な業務遂行のために、このような会を開き協力を図っていきます。

【~ビルメンテナンス業について~座談会「未来へ向けて」】

全国ビルメンテナンス協会は昨年創立50周年を迎え、それを記念し、先日ビルメンテナンス業界の次世代を担う若手社長による座談会「未来へ向けて」が開かれました。その会に代表の矢野が出席しました。

◆ビルメンテナンス業界の現状
清掃というと、小さいころから掃除の時間があり、家でもお手伝いをしていた方も多いのではないでしょうか。そのため掃除をしたことがないという方もほとんどいないでしょう。私たちの掃除の仕事は一般的にビルメンテナンス業と言われています。ビルメンテナンス業というと幅が広く、清掃業務のほかにも害虫防除・排水管理などの衛生業務や設備管理など様々なお仕事があります。今まで最新技術などを取り入れてビルメンテナンスとして発展してきていますが、そんなビルメンテナンスに関わるどの会社さんも、現状のままではいけないと感じているようです。この業界だけではなく、社会全体で人手不足が進んでいます。清掃の仕事でいうと他社との差別化が非常に難しく、今までのやり方を続けているだけでは会社の成長へつなげていくにはなかなか厳しいことが多くなってきました。その中でも日常的な小さいことから提案をして、事業を広めていくことがチャンスにつながります。

◆ビルメンテナンス業界の問題点
この業界では売り手より買い手の交渉力が非常に強いことが特徴です。値下げや品質の要求、取引先を変えるにあたってのコストも安価で済みます。ビルメンテナンスは基本的には同じようなサービスを提供しているため、会社や品質にこだわりがなければコスト重視となります。そのため、私たちビルメンで頑張っている人たちは他社との差別化や品質を向上させていく必要があります。品質を向上させる中で、品質基準「きれい」がきちんと定められていないことも問題となっています。『きれい』とは人それぞれ感覚が異なり、必ず主観が入ってしまいます。私たち清掃する人が『きれい』だと思っていても、そのビルのオーナー様が『きれい』と感じていなければクレームとなってしまいます。学校で掃除をした後に、先生から「まだきれいになっていない」と言われたことはありませんか。人によって『きれい』になったかどうかが異なることが、品質を保証するという点で非常に難しいです。

◆IBSとしてのこれから
このようなことからIBSでは、今まで主観でやってきたことに対し品質基準を設け、数値化できるようにしたいと考えてきました。今では研究開発の部門をつくり、においの定性化(どんな物質があるか)、定量化(その物質の量)の研究をして、将来的は数値化をして清掃の基準として使用できるように進めています。また会社としての清掃技術だけではなく、現地で実際に働く人を見て仕事を頼んで下さるお客様も少なくありません。皆さんの中にも「いつもありがとう」と声をかけてくれる方が現場にいらっしゃる人も多いのではないでしょうか。その場合は“その現場を使用する方々から慕われている”という点で、IBS選んでいただいていることもあります。お客様が仕事を依頼する理由は様々ですが、実際にIBSを選んでいただいているからには、これからも真心を込めたサービスをしていかなければと考えています。

【新入社員(5期生)の取り組み~マンガでわかる清掃マニュアル~】

2017年10月号(2017年9月25日発行:第212号) 

先月号では、新入社員(5期生)の伊豆研修についてご紹介しました。今月号では、5期生がいま行っている清掃マニュアル作成の取り組みについてご紹介したいと思います。

5期生に限らず、IBSに入社した社員は、ほとんどが日常清掃・定期清掃ともに未経験の状態で入社してきました。入社してから様々な研修を通して、清掃について学んでいきます。実技の研修を行うのはもちろんのこと、洗剤や建材など清掃に関する知識を学ぶために座学研修も行います。座学では清掃に関する既存のマニュアルやテキストを用いて研修します。しかし、従来のマニュアルやテキストでは、内容が古い、使用する機材など細かいところがIBSのやり方と違っている、文章のみで理解しにくいなどの問題がありました。

そこで、今後従業員や業界全体のために、5期生が中心となって取り組んでいるのが「マンガでわかる清掃マニュアル」作成です。5期生は、大学のマンガ学科と産学連携という形で協力し、清掃のやり方をマンガでわかりやすく表現しようと試みています。現在は、月に一度大学を訪問し、マンガ学科の教授・学生さんと打ち合わせを行っています。

5期生は、基礎的な実技や清掃に関する知識については一通り研修を受けましたが、それらの内容をマンガに落とし込む作業は、予想以上に難しいと感じています。研修で学んだ内容であっても、マンガ学科の教授や学生さんから「それはどういうことか・どのように描写すればよいか」と質問を受けるとうまく答えられないこともあり、まだまだ勉強しなければならないと痛感します。また、新入社員の研修につかえるようなマニュアルとするには、より細かい内容についても網羅していなければなりません。マンガ作りを通して、まだ学んでいないことがたくさんあることを知りました。入社してから様々な研修を行ってきましたが、知識を「身につけたつもり」になってはならないと身が引き締まる思いです。

現在の目標は、100ページ超・フルカラーのマンガマニュアルを、今年度中に完成させることです。そして、このマンガが今後従業員の研修の一助となればこれ以上うれしいことはありません。マニュアルやテキストとしてはもちろんのこと、マンガとしても読みごたえのある「マンガ清掃マニュアル」の完成へ向けて、5期生は引き続き努力を重ねていきます。(5期生)

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