IBS通信(タイトルが入ります)

2017年8月号(2017年7月24日発行:第210号)

皆さまこんにちは。小中学校の多くが夏休みに入り、街中でも子ども達を見かける機会が多くなりましたね。7月23日に、二十四節季の一つである『大暑』を迎えました。大暑は一年で最も暑い時、という意味ですが、実は最も気温が上がる暑さのピークは8月上旬頃。これから名実ともに厳しい暑さが続き、心身が参ってしまう人も多いかもしれません。小まめな水分補給はもちろんのこと、きちんとした食事、エアコンの適切な使用など、しっかり夏バテ対策を行いこの暑さを乗り切りましょう。

【業務連絡:トイレの目皿について】

2017年8月号(2017年7月24日発行:第210号) 

皆さんの現場でトイレ清掃をしている方も多くいるかと思います。その中で男性トイレにある小便器の目皿を清掃中に、落として破損させてしまう事故が増えています。トイレの目皿とは、小便器の底にある排水口にはめ込まれた取り外せる蓋のことで、臭気の上昇やごみの詰まりなどを防ぐ役割があります。右の写真のように下駄のような大きなタイプや、小さくコンパクトな丸いタイプなど様々な形の目皿があります。目皿はガラス陶器でできているため、清掃の際は特に慎重に扱う必要があります。破損の原因は「目皿を手に持って清掃していた」「片手にブラシを持ちながら、目皿を持ち上げた」というものが多いです。目皿をそのままトイレの小便器内で洗ってしまうと大変滑りやすく、破損だけでなく割れた破片でケガをしてしまう可能性もあります。
そのため、トイレの目皿の清掃は片手にピンクウエス(便器など汚い部分に使用するウエス)、もう片方に目皿を持ち、両手を使って床面に移動させてからスポンジで清掃 を行ってください。床面から離して高い位置で清掃をしてしまうと、手を滑らせて落としてしまう危険性が高くなります。またトイレの目皿だけではなく、割れてしまいそうな物は必ず床面に置いてから清掃を行うようにして下さい。
目皿にぬめりがある場合も多く、気を付けていても手を滑らせてしまうことがあります。こうした破損防止のため、目皿を取り出しやすいよう指を掛けるための結束バンドの取り付けを行う予定です。順次アイビーエスからスタッフが現場を回っていきますが、現場によっては皆さんに結束バンド取り付けのご協力をお願いすることがあります。結束バンドはこちらからご用意しますので、できる範囲でのご協力を頂ければと思います。結束バンドを取り付ける際は、まず目皿の穴の部分に結束バンドを通します。その時、ギザギザのある方を内側にしてください。結束バンドの穴に通したら、そのままカチカチと引っ張ってください。引っ張りすぎると指が通らなくなってしまうので、ご注意ください。結束バンドの取り付けが終わったら、その結束バンド部分と目皿の下の部分を持ち、両手で支えるように移動させてください。
結束バンドの付け方が分からない、まだ結束バンドがついていない等ありましたら、お手数ですがアイビーエスまでご連絡ください。また破損など何か気づいたことがありましたら、現場の従業員の方ではなく、必ずアイビーエスへ電話連絡をお願いします。

【今年度初のお掃除教室@井田小学校】

6月23日に今年度初のお掃除教室にいってきました。今回は毎回お声掛けを頂いている井田小学校の5年生です。この日は4月から入社した新入社員も一緒に参加してもらいました。お掃除教室では、ぞうきんやほうき・チリトリの使い方などの技術と併せて、“真心”の部分も一緒にお話しています。技術を持っていたとしても、掃除のあり方や誰のために何のために掃除をするのか、一人ひとりが真心を持っていなくては掃除の大切さは広がっていきません。技術面以外でも、少しでも子供たちの役に立ってもらえるよう、これからも続けていけたらと思っています。すでに他の小学校さんから秋口にも開催のお声を頂いていますので、また元気な姿も見られることを楽しみにしています。

【見落としがちな靴の底】

2017年8月号(2017年7月24日発行:第210号) 

外出の際には必ず履いていく靴。靴の上側は履くとき必ず目に入りますが、靴の裏側を気にして見たことはあるでしょうか。靴も消耗品なので、経年劣化をします。お気に入りだから、履きやすいから、まだキレイだから、と思って油断していると、思わぬ事故に繋がる可能性があります。
まずチェックしてほしいのは『靴の底が剥がれかかっていないか』。昔購入したがまだキレイだからと履いていると、突然靴の底が剥がれてしまう場合があります。接着部分も購入してから年数と共に劣化していくので、購入から年数が経っている靴は注意が必要です。もう一つのチェック箇所は『靴の底がすり減っていないか』。履けば履くほど靴の底はすり減っていきます。どんなに滑りにくい加工がされている靴でも、底がすり減っていけばその加工部分もなくなってしまいます。
見た目がきれいだとまだまだ履けると思ってしまいますが、靴の底を時々チェックする習慣を付け、転倒や思わぬ事故を予防しましょう。

IBSでは、日常清掃の他に定期清掃を行っている現場が多くあります。ガラス清掃もその中の一つです。定期清掃は、普段の清掃だけでは落とし切れない汚れを落とし、建物の“きれい”を保つことを目的としています。ガラス清掃で使用する道具にはバケツ・食器用中性洗剤・シャンパー・スクイジー・安全用のベルト・ウエスなどがあります。最近だと100円ショップに道具が売っているところを見かけることがあるのではないでしょうか。道具も手に入りやすくなり、ガラス清掃も皆さんの身近なものになっていることと思います。
高層ビルのような高所にあるガラスに関しては、ロープやゴンドラ・ブランコを、手の届かない範囲に関しては伸縮ポールを使用します。特に高所で作業する場合は大変危険であるため、安全管理の徹底をしなければなりません。
今回はガラス清掃で使用する用具の使い方や手順についてご紹介したいと思います。

道具と使い方
◇バケツ・・・プラスチック製のバケツ。水を入れた後、洗剤を少量入れる。
◇洗剤・・・食器用の中性洗剤。特に皮脂などの汚れに効果的。
◇シャンパー・・・上部が繊維性になっているT字型の道具。上部の部分にバケツに溜めた洗剤入りの水を染み込ませる。
◇スクイジー・・・上部がゴム製になっているT字型の道具。シャンパーでガラスを濡らした後、ゴムの部分で水気を切る。
◇安全ベルト・・・ガラス清掃一式で使用する道具の収納付ベルト
◇ウエス・・・一般的によく知られる雑巾。水跡が残らないように濡らしたものや乾いたもので仕上げる際に使用

手順
①バケツに水と洗剤を入れ、安全ベルトを装着する。
②バケツにシャンパーを入れ、洗剤水を染み込ませる。
③そのシャンパーで窓ガラスの汚れを落とす。
④スクイジーを使ってシャンパーで汚れを落とした部分を縦方向か横方向に汚水を回収する。
その際ガラスの下を濡らさないようにシャンパーで押さえる。
⑤水跡を残さないように窓枠の部分を乾いたウエスで拭きあげる

文字で見ると単純な動作のように思えますが、正しい使い方や練習ができていないと、汚れや水が残ってしまったり時間がかかってしまったりと案外難しいです。プロが限られた時間で次々と汚れと水分を落とし切っていく様子は、だんだんときれいになっていき見ていて気分がスッキリしていきます。街中でガラス清掃の現場を見かけたときは、少し立ち止まって見てみるのもいいかもしれませんね。

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