IBS通信(タイトルが入ります)

2017年7月号(2017年6月23日発行:第209号)

皆さまこんにちは。本格的に梅雨の季節がやってきましたね。毎年この時期はジメジメして気分も落ち、頭痛や食欲不振に悩まされる方もいるのではないでしょうか。そんな梅雨の時期ですが、雨の日2倍ポイントデーや割引、最近では雨の日限定商品など、ちょっと嬉しいイベントもありますね。雨上りの虹やアジサイなど、雨が降ることで見ることが出来る風情もあります。皆さん雨に負けず、これからやってくる夏に備えて元気を蓄えましょう。

【業務連絡】

2017年7月号(2017年6月23日発行:第209号) 

会社への報告・連絡・相談
最近、現場での物損や紛失が多くなっています。
①バス営業所でのロッカーキーの紛失、ロッカー破損
ロッカーキーを紛失して、道具等がロッカーの中に入っているためバール等で無理やり開けてしまった。アイビーエスには報告がなく、後日管理会社からの連絡で発覚した。
◆建物やロッカー等のカギは管理会社から借りているものです。紛失して悪用されてしまう可能性もありますので、紛失した時点で必ずアイビーエスへ報告をお願いします。また、ロッカーもお客様の所有物ですので、何か不具合が起きた場合もご報告をお願いします。
②マンションでの照明カバー破損
切れた電球を交換しようと脚立に乗って作業をしていたところ、誤って照明カバーを落として割ってしまった。
◆清掃作業中に照明カバーや高いところでの作業は、一度アイビーエスへ相談をお願いします。今回の照明カバーは、古い製品で生産終了しているものだったため入手困難でした。たとえ高価なものでなくても、お客様の財産であることには変わりありません。また、安全面から皆さんがケガをしないためにも、脚立を使うような高い場所の作業は行わず、まずはアイビーエスまで相談をお願いします。


お仕事前のストレッチ
これから夏に近付き、暑さで動くのが億劫になりがちな季節となります。そんな中でお仕事や家事で急に体を動かしてしまうと、筋や関節など体を痛めてしまう場合があります。もしケガをしてしまうと日常生活にも支障が出てしまうため、お仕事を始める前に簡単なストレッチを行うことをお勧めします。
特に念入りに行いたいのは肩、腰、膝、“首”と名の付く場所(首、手首、足首)。本格的に体を動かす前に、それぞれの部位をゆっくりと回したり曲げ伸ばししたりして体をほぐしていきます。ただし必要以上に動かし過ぎたりスピードを速めたりすると、反対に体を痛めてしまうので要注意。体のどの部分をほぐすかを意識しながら、じっくりと体を慣らしていきましょう。生活の基礎となるのは健康な体です。ご自身の体のためにも、お仕事前のストレッチ、ぜひ続けてみてくださいね。

【お掃除基本のキ!番外編~カビ(後編)】

2017年7月号(2017年6月23日発行:第209号) 

先月は前編として、住宅で発生するカビの基本的な常識についてお伝えしました。今月は後編として、カビの発生箇所別に汚れの傾向や対策のポイントをご紹介したいと思います。生息するカビの種類や特徴は箇所によって大きく異なるので、掃除を行う前にポイントを押さえておきましょう。

浴室
◆浴室の汚れとカビ
浴室の汚れの原因の一つはカビです。暗色の汚れが多い箇所ほど、カビの胞子が多く検出されます。ユニットバスのプラスチック壁材の表面にはカビは生えにくいですが、その壁面の継ぎ目には暗色のカビが発生します。この継ぎ目部分には、でこぼこがあり水が溜まりやすくなっているからです。
◆浴室のカビの種類と生息場所
浴室に発生するカビは石鹸やシャンプーを栄養にしており、浴室の壁の目地や床の細かい凹みに多く見られます。ユニットバスのシリコンに多いカビは硬い殻の中に胞子ができているため、カビ取り剤がほとんど効かない厄介なカビです。その他に、バスタブのエプロンの裏や鏡の前の置台の裏側、排水口など目につきにくく掃除をしにくい箇所にカビが多く発生しています。また、小さいお子さんのいる家庭の浴室には多くのプラスチック製おもちゃが置いてあることも多いかと思います。これらは複雑な形状をしているため、いったんカビが生えると除去するのにとても苦労してしまいます。
◆対策
タイルの目地の亀裂に生えたカビはカビ取り剤などが届きにくく、隙間も狭いためなかなか乾きません。水の溜まった亀裂にはカビを除いてもすぐに新しいカビの胞子が定着し、再びカビが生えてきます。このように非常に乾燥させにくい箇所のカビに対する有効な対策を講ずるのは難しいものですよね。必要に応じて洗浄後の乾拭きやドライヤーを使用しての乾燥などを心掛けるようにしましょう。

洗濯機
◆洗濯機のカビの種類と生息場所
全自動洗濯機にカビ汚染が多いことはよく知られてきています。全自動の場合、脱水槽(回転槽)と水槽が二重構造になっており、一般的にその隙間が狭くなっています。そのため、洗濯水や泡が残りやすく、カビが発生します。洗濯をした際、洋服などに黒いカサブタ状異物が付着することがありませんか? 褐色の石鹸カスのようにも見えますが、これが脱水槽の裏側に生えていたカビです。
◆洗濯機のカビ対策
カビを根本的に取り除くのは簡単ではありません。根絶は難しいのですが、洗濯機の使用後にフタを必ず開けておくことや、市販の洗濯槽クリーナーの使用も効果的です。カビは脱水槽の上部に生えやすいので、バケツなどで水を足してから洗濯槽クリーナーを用いて掃除をしましょう。

エアコン
◆エアコン内のカビの種類と生息場所
エアコンは冷房に伴って大量の結露水を発生させます。そのため、エアコン内部は湿っており、内部の様々な箇所でカビが発生します。送風ファンや風の通り道にあるフィルターにカビが生えると、室内にカビの胞子をまき散らすことになります。
◆エアコンのカビ対策
エアコン内部のカビの除去は手が届きにくいため、プロに任せるしかありません。しかし使用者にもできる簡単かつ効果的なカビ対策があります。それは、スイッチを入れ10分ほど窓を開けたまま稼働させること。そうすることで最初に多く放出されるカビの胞子を追い出すことができます。


◆窓まわりでカビが発生する場所
冬になると窓ガラスに結露が発生しますが、それ自体は必ずしも悪いことではありません。室内の湿気を凝結させ、取り除きやすくなります。しかし、結露した水分をそのまま放置するとカビが発生してしまいます。特に内側下目地とレール部分は結露水が溜まりやすいため、カビ汚染が多くみられます。結露水が溜まりカーテンや壁に垂れると、カビ汚染の範囲が更に広がってしまいます。
◆窓まわりのカビの種類
 内側下目地とレール部分のカビ数は、結露頻度とともに桁違いに増えていきます。ほぼ毎日結露する場合とほぼ結露しない場合では、なんと約30倍もカビ数が異なります。この窓に発生するカビの多くは、いずれも野外から室内に侵入し、結露水の溜まった部分で繁殖したものです。
◆窓周りのカビ対策
目地の汚れといっても、窓の外側は粉塵で内側ではカビ汚染です。内側の目地を指で触れると黒い汚れが付着することがありますが、この汚れがカビの菌体です。これを放置すると、目地の生地の部分にカビが定着・侵入し、少し拭いたぐらいでは除去できなくなってしまいます。なので、カビが生える前の予防を心掛けることが大切です。水が溜まりやすい部分の近くには、乾拭き用の布などを常備しておくようにしましょう。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。先月に引き続きカビの基本的な常識について前編・後編の二本立てでご紹介しました。私たちが生活していくうえで、カビとの関係は切っても切り離せません。しかし、少しの努力でカビの発生を未然に防ぐことも可能です。基本的にカビには水分を除去して、乾燥させることが大切です。それぞれの箇所にあった対策を行い、清潔な状態を保てるようにしましょう。

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