IBS通信(タイトルが入ります)

2017年2月号(2017年1月25日発行:第204号)

皆さまこんにちは。都心でも雪の降る季節となりましたね。そんな寒い時でも、小学生の中には短パンを履いている元気な子たちがたくさんいます。見ているこちらが寒くなってきますが、寒さにも負けない子供たちを見ているのもいいかもしれませんね。早いもので年が明けてから、1か月が経とうとしていますが、2017年も皆さん元気に過ごしていければと思います

【災害トイレ~マンホールトイレ~】

2017年2月号(2017年1月25日発行:第204号) 

皆さま突然ですが、マンホールトイレというものをご存知ですか。マンホールトイレとはある特殊なマンホールが災害時のみにトイレになるものです。大地震の際にトイレの問題が大きく上がったかと思います。その上位に挙がった理由が、ライフラインが止まり一般的な水洗トイレが使用できず水が流れない、そもそもトイレがない、と挙げられています。その問題を解決できるのがマンホールトイレです。マンホールの下には下水道が流れており、マンホールにトイレの器具を設置することで下水道さえ流れていれば水の心配はいりません。そのため臭いをとどまらせることもなくなります。仮設トイレを設置するにも到着が遅くなって、すぐに使用することができません。マンホールとトイレの道具があれば、待つことなく設置が可能です。マンホールトイレを設置できるマンホールは限られていて、設置できるように設計されたマンホールのみとなります。また、そのマンホールを設置する場所が道路の真ん中ですと地震が起きて車が立ち往生した際に使用できなくなるという状況になってしまいます。そのため、むやみに設置できるものではなく、現時点では避難所に設定されている場所にマンホールが設置してあります。マンホールトイレにも種類があり、普段使用しているトイレのように洋式トイレ・和式トイレもあるんですよ。マンホールトイレは水で流せる災害用トイレですが、以前社内報でもご紹介しましたが、簡易トイレとして段ボールで作成したトイレもあります。
 災害での被害が多くなってきた今、このように対策も少しずつ変わってきています。今では、マンホールトイレを設置するにあたって助成金も申請できる地域も出てきて少しずつ普及しつつありますが、全体的にみるとまだまだ少ないのが現状です。なかなか見かけないマンホールかと思いますが、見かけた時はこういうものもあるんだなと気にかけていただけたらと思います。使用されないことが一番ですが、万が一のことに備えて対策がしっかりされていると安心しますね。

【ほうきの紹介】

2017年2月号(2017年1月25日発行:第204号) 

皆さんにやってもらっている日常清掃では、「ほうき」を使って清掃をしてくださっている方が多いかと思います。IBS事務所でもほうきの注文を受ける際、どのようなほうきか詳細を聞くときが多いです。そこで今回はほうきの種類と各ほうきのご紹介をします。

◇自在ホーキ
 このほうきは細い繊維を短く切ってT字型にしたほうきです。ほこりが空気中に舞わないように押さえ掃き(穂先を床から離さずに、軽く押さえて水平に掃くやり方)に適しています。フローリングやタイルの掃き清掃によく使用されています。小学校の掃除でも使われているのがこのほうきです。自在ほうきのお手入れの仕方は、ほこりが穂先にたまってきたら毛かきや髪の毛で使用しているくしでかき出すようにほこりを取ってあげます。
◇アレンホーキ
 このほうきは自在ほうきよりも穂先の繊維が細かく、ほうきの名前の通りアレンファイバーというやわらかい繊維を使用しているほうきです。繊維が密集しているので、チリ・ほこりなど細かく軽いゴミを掃くことに適しています。その反面、アレンほうきの繊維がやわらかくて、重いゴミを掃くには適していません。こちらのほうきは、柄が短いほうきと長いほうきがあります。短柄だと75㎝、長柄だと1m30㎝です。皆さんから発注をもらうときは、やわらかいほうきと伝えています。
◇テーロンホーキ
 このほうきは赤シダという繊維を使用していて、硬くコシの強いほうきです。穂先の見た目は、細い枝のように見えます。繊維が強いため、小石や少し大きなゴミを掃くことに適しています。繊維自体は細かくないため、細かいゴミを掃くには適していません。また、テーロンほうきは水に濡れると広がりやすいため、水まわりに使用するのは避けた方が良いです。こちらのほうきもアレンほうきと同様に、柄が短いほうきと長いほうきがあります。短柄だと83㎝、長柄だと1m25㎝です。皆さんから発注をもらうときは、かたいほうきと伝えています。

【モップの紹介】

2017年2月号(2017年1月25日発行:第204号) 

ほうきと同じく水拭きモップを使用している現場も少なくないと思います。モップにも種類がたくさんありますが、今回は現場に納品しているモップのご紹介をします。また、皆さんにお配りしています発注表での標記も併せてご紹介しますね。

◇モップ柄プラスチック付
 これは木柄に意匠モップ台が柄に付いているものです。この柄にはモップ止め金具を使用してモップの糸を装着します。この柄だとモップ糸が金具とモップ下駄から完全に離れてくれるので、洗濯機を使用しても手洗いできれいにすることも可能です。こちらの柄の素材は木でできているため、滑りにくく肌触りが良いです。こちらを使用する方でお電話で注文したいときは、柄にプラスチックがついているモップ糸とお伝えしていただければ、スムーズに対応できるかと思います。
◇フリーハンドルEX アルミS
 こちらはプラスチックと柄が切り離せるものです。柄の先が大きなクリップになっているので、何回もモップを交換する現場ですとワンタッチで簡単に取り付けができます。このことからワンタッチモップと呼ぶこともあります。上記と同じくモップ糸を丸洗いすることも可能です。上記のモップと違い柄の部分の素材がアルミです。雑菌が繁殖しにくいので病院や介護施設などに好まれます。こちらを使用する方でお電話で注文したいときは、アルミ素材のモップの柄とお伝えしていただければ、スムーズに対応できるかと思います。この柄で使用しているものはモップ止め金具(モップ金具)とワンタッチモップ2クリップ式アルミハンドル用(ワンタッチモップ用意匠モップ台)です。柄のみを注文していただいても、こちらのセットではありませんので、金具等必要な場合は、必要な金具も一緒にお伝えしてください。

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