IBS通信(タイトルが入ります)

2016年12月号(2016年11月25日発行:第202号)

皆さまこんにちは。街もクリスマスムードとなり、いよいよ一年の終わりを意識する時期となりましたね。日中も冷え込む日が増え、道行く人々もすっかり冬の装いになりました。屋外でのお仕事や外出の際は重ね着や携帯カイロを上手く使って、手洗いうがいも忘れずに行いましょう。イベントが目白押しで何かと気忙しい時期となりますので、くれぐれも体調には気を付け年末に向けてお過ごし下さいね。

矢野社長インタビュー/後編 ~IBSの現在と未来

社内報200号で、一つの区切りとして社長へIBSの歴史と未来についてのインタビューを行いました。今回は後編として、アイビーエスの現在と未来についてのお話をお送りします。

Q7.目下の課題は何ですか?
 まず個人の課題として、自己革新しなければと思っています。現状に満足せず、まずは自分から殻を破らないといけない。IBSの『 I 』は『Innovation(イノベーション:改革)』。自己改革のためには、自分らしさを発揮できるような脱皮で無ければと考えています。先ほど退職者が出ると残念という話をしましたが、IBSを辞めたことによって自分らしさを発揮できるのであれば、それは良いことだと思います。会社の課題としては、環境衛生が核となる事業を確立すること。現在、『脱ビルメン』から『環境衛生』へ変わりつつあります。その糸口として今、産学連携と海外進出が芽を出そうとしています。『脱ビルメン』の先の世界を確立すること、これが今取り組んでいる課題です。

Q8.経営する立場として、直近で嬉しかったことは何かありますか?
 やはり従業員の笑顔を見ることができた時が一番嬉しいですね。直近では、現在ミャンマーで奮闘しているIBSMの川上マネージャーから、嬉しそうな声で初受注の報告を受けた時は私もとても嬉しかったです。

Q9.30年後、10年後、5年後のビジョンがあれば教えてください
 まず30年後には、世界中に日本の環境衛生の良さ(整理・整頓・清潔の文化)が普及していること。我々IBSの理念を浸透させ、環境衛生の良さを伝える輪の中心にいたい。日本ほど“きれい”な国はないと思っています。自分たちの国民性に誇りを持って、“きれい”を世界中に広めていきたいです。10年後のビジョンとして、まずアジア中に“きれい”を伝えたい。そのために環境衛生に関しては日本も含めてIBSが先陣を切っていきます。5年後のビジョンとしては、社員、新入社員(新卒10期生)、アルバイト、パート、全ての従業員が生き生きと働く場所にIBSをイノベーション、改革することです。自分たちが元気でないと、アジアを始め世界には行けませんから。

Q10.今、従業員に伝えたいことは?
 第一に、日ごろから一生懸命IBSで働いている皆に感謝の気持ちでいっぱいです。『All for Smile』 のスローガンで頑張っている姿を見ているだけで幸せです。この仕事は、皆が安心して生活するには必要不可欠なもの。自分の仕事に誇りを持ってほしいと思います。それから、明治維新の精神的指導者である吉田松陰の言葉に、このようなものがあります。『夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なき者に実行なし 実行なき者に成功なし 故に 夢なき者に成功なし』
 皆さんにはぜひこの精神で頑張ってほしいです。夢を持ち、計画を立て、実行すること。そのためには数字に強くなければならないと考え、社員は月に一回研修を行っています。5年後、10年後に自分がどう活躍しているかのイメージを持ち、一人一人が自覚を持って仕事をすることで成長してほしい。必ずやってくる少子高齢化による人手不足は、外国人の力で補えると考えています。国内外、そして老若男女が活躍できる会社を作っていきたいと考えています。

手洗いで汚れが残りがちな場所

2016年12月号(2016年11月25日発行:第202号) 

風邪やインフルエンザ予防に欠かせない手洗い。日常的に行っている行為ですが、『自分は完璧にやれている』と自信を持って行っている人はどのくらいいるでしょうか。アイビーエスではおそうじ教室や会社説明会で、予め特殊な粉を付けて普段の手洗いをしてもらい、洗い残しを確認するという手洗い実験を行っています。そこで、実際に洗い残しが多かった部分をご紹介したいと思います。

①指の関節のシワ②手の平のシワ
 自分の手を見て貰えば分かるように、指の関節の内側、そして手の平の中央には深いシワがあります。このシワの中に入り込んだ汚れは、手の平を大きく広げ、関節を伸ばさなければなかなか落ちません。

③手首
 ここも意識しないと手洗いの時は触れない人が多いため、汚れが残ることが多いです。

④爪の周り
 最も汚れが残りやすいのがこの部分。爪と皮膚の間はどうしても触れにくいため「しっかり洗ったつもりだったけど…」というように、石鹸の泡が付いていても汚れを落とし切れていない場合があります。手の平に爪を立てるようにして、爪と指の隙間を意識して洗いましょう。

⑤親指の付け根
 意外とおざなりになりやすいのが親指とその付け根。この部分の汚れを落とすためには、親指をもう片方の手で握るようにしてこすり洗いをする必要があります。

⑥小指の下の側面
 意外と汚れが残ってしまうのがこの部分。手の平を擦り合せるだけでは触れない部分であるため、手の全体を洗うという意識を持たなければ汚れが残ってしまいます。

⑦利き手
 左右の手を比べた場合、利き手ではない手より、利き手に洗い残しがある場合が多いです。手洗いは互いの手を使って行うため、利き手自体の洗い方が甘くなりがちです。

 いかがでしたでしょうか。汚れが残りやすい部分を知ることで意識してその部分を洗うようになり、結果的に正しい手洗いを行うことができます。これからの風邪やインフルエンザが流行する時期だけでなく、食中毒予防など体調管理には欠かせない手洗い。普段からしっかりとした手洗いの習慣を身に付けることで、自分の体を菌やウイルスから守りましょう。

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