IBS通信(タイトルが入ります)

2016年3月号(2016年2月25日発行:第193号)

皆さまこんにちは。立春を過ぎ、各地で春一番が吹き抜けましたね。積雪や急な冷え込みに悩まされる季節も、間もなく終わりに近付いています。
 1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言うように、今年度も残す所あと1ヵ月余りとなりました。アイビーエス本社でも、決算期や新入社員を迎える新年度に向けて、何かと慌ただしい毎日を送っています。日々の業務に追われがちではありますが、新しい季節への期待を胸に、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

展示会出展レポート@川崎国際環境技術展2016

2月18、19日の2日間、川崎市のとどろきアリーナにて川崎国際環境技術展が開催されました。この展示会のテーマは『今、かわさきから世界に伝えたい、環境技術』。アイビーエスでは昨年に続き2回目の出展です。営業統括部を中心に、今回は助っ人として業務管理部や総務部のメンバーも参加しました。
 2回目の出展ということで心の余裕もでき、昨年より多くの方がブースに立ち寄って下さいました。アイビーエスのブースでは、環境汚染に優しい各種コーティング技術による床面メンテナンスをご紹介する他、新たなチャレンジとしてアンケートにご協力頂いた方へアルカリ電解水のサンプルを配布。この展示会では同じ業界の方だけでなく幅広い層の方々が多くいらっしゃるので、私たちの技術を分かりやすく説明するための勉強にもなりました。
 今回のように一般の方も参加できる展示会もありますので、皆さまもお時間がある時にはぜひ覗きに来てみてくださいね。

おそうじ教室の依頼が続々と

小学校の3学期に入り、各小学校からおそうじ教室の依頼が続々と入ってきています。2月は上旬だけで8日(月)に川崎市立虹ヶ丘小学校、12日(金)に横浜市立南山田小学校、15日(月)午前中に川崎市立宮崎台小学校、同日午後に川崎市立井田小学校と、立て続けの開催となりました。これまで川崎市の小学校で行っていたおそうじ教室ですが、今回初めて横浜市の小学校まで進出しました。新聞社や地方紙からの取材依頼も有り、着実にその活動範囲を広げています。
 アイビーエスの若手社員の夢として、『おそうじ教室を川崎市だけでなく、神奈川、関東、日本全国まで広げたい!』というものがありました。小さな一つの活動だったおそうじ教室が、少しずつ支援の輪を繋ぎ、活動の広がりを見せています。先月にもお伝えした絵本製作も、原稿がほぼ完成しています。“おそうじの大切さ”を次世代へと伝えるこの活動を、今後も楽しみにしていてくださいね。

トイレを流すとき“ふた”閉めていますか?

2016年3月号(2016年2月25日発行:第193号) 

自宅や外出先で洋式トイレを使用した後、流す時にふたを閉めていますか? 流す前にふたを閉める、流した後にふたを閉める、ふたには手を触れない、年中開けっ放しにしている、トイレの場所による…皆さまはどんなタイプでしょうか。最近行われたとある大学の研究で、トイレのふたを開けたまま流すことで周囲に菌をまき散らしてしまうということが報告されました。

~ふたの有無による驚きの研究結果~
 この研究を行ったのは、イギリスにあるリーズ大学のマーク・ウィルコックス教授が率いる研究チーム。彼らは滅菌したトイレブースと細菌に感染した排泄物のサンプルを使い、ふたを開けっぱなしで流した場合と、閉めて流した場合とで周辺に拡散された菌を比較しました。
 その結果は想像以上に顕著に表れました。開けたまま流した場合、便器内から細菌を含んだ排泄物が霧状になって跳ね上がり、便座や床、貯水タンクに飛散し、90分経過した後でも空気中から菌が検出されました。それに対し、ふたを閉めた場合は周辺への飛散は確認されず、ふたと便座の隙間から空気中へと僅かに菌が漏れたものの、その量はふたを開けっぱなしにした場合とは比べ物にならない程少なかったということです。
 ウィルコックス教授はこの研究結果から、『ふたを開けっぱなしで流すことが必ず有害な感染に繋がるとは言えないが、少なくともふたがついていれば、それを閉める方が賢明である』と述べています。毎年冬になると流行するノロウイルスも、トイレで感染することが多いウイルスの一例です。感染者はほとんど水状の便になるので、水流による飛散がしやすいと言えます。近年感染予防の理由からふたの無いトイレが設置されている施設も増え始めていますが、今回の研究の結果を見ると残念ながら逆効果であると考えられます。

~トイレのふたの有用性~
 この研究結果を聞いて、皆さまはどう思われたでしょうか。特に公衆トイレでは『誰が触ったか分からない所に触れたくない』という理由で、わざわざ閉めるためにふたに触れないという人も多いと思われます。しかし用を足すまでにドアノブやロック部分、トイレットペーパーホルダーなどに触らざるを得ません。そのため、ふたに触れるにしろ触れないにしろ必ず手洗いが必要となります。そう考えると、ふたに触れないことによるメリットよりも、ふたをして且つ手洗いをすることで自分だけでなく次に使う人への感染を防ぐメリットの方が遥かに大きいのではないでしょうか。また衛生面だけでなく、便座を温める機能を持つものは省エネにも直結します。
 面倒くさい、何となく汚いからと、ついつい開けっ放しにしてしまいがちなトイレのふた。普段何気なく使っているものですが、今日から少しだけ、その効果を見直してみてはいかがでしょうか。

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