IBS通信(タイトルが入ります)

2014年12月号(2014年11月25日発行:第178号)

皆さまこんにちは。

日中も冷え込む日が増えてきましたが、風邪など召されていませんでしょうか。
室内では暖房を使い始めた方も多いかと思いますが、乾燥や換気に気を付けてくださいね。
屋外でも防寒着や携帯カイロなどを上手に使って、これからの寒い季節を乗り切りましょう。

クリーンEXPO出典 〜NPO法人クリーンとは

2014年12月号(2014年11月25日発行:第178号) 

11月12・13・14日の三日間、東京ビッグサイトにてクリーンEXPOが行われました。
クリーンEXPOとは、あらゆる「お掃除・清掃ビジネス」が一堂に会するアジア最大の清掃技術展です。
今回はNPO法人クリーンが出展するということで、アイビーエスからも総務部、営業統括部でお手伝いさせて頂きました。

●NPO法人クリーンとは?

この社内報でもNPO法人クリーンの活動を何度か取り上げてきましたが、そもそもNPO法人クリーンとはどんな団体かご存知でしょうか。

当法人は利益優先ではなく、環境に配慮した生活を求めるあらゆる人たちとの関係を視野に入れ、社会貢献を果たしていくことを目的に設立されました。

主な参加企業はビルメンテナンス会社、ケミカルメーカー、清掃資機材製造・販売代理店等で、アイビーエス社長の矢野が理事長を務めています。

普段は切磋琢磨している関係にも係らず、NPOでは会社の垣根を越えて、ビルメンテナンス企業各社・販売店各社・ケミカルメーカー各社という三位一体となって活動しているのが最大の特徴です。

NPO法人クリーンのロゴ表記は『cleeeeen』とアルファベットの“e”が5つ続いています。
これは当法人の活動内容である、教育・育成支援、雇用・就労支援、資格支援、環境支援、経営支援の頭文字を取ったものです。


法人クリーン 5つの“e”
Education   教育・育成支援
Employment 雇用・就労支援
Engineering  資格支援
Eco-nology  環境支援
Extra-value  経営支援



具体的な活動としては、約2ヵ月に1回の会員による勉強会を始め、新商品や新技術の紹介、セミナーの開催や技術指導研修、技術研修や施設管理者に向けた相談受付、また海岸ボランティア清掃など様々なものが挙げられます。

2014年12月号(2014年11月25日発行:第178号) 

●展示会の様子

今回の展示会では、資器材製造・販売などの企業が多く参加する中、異色のNPO法人としての参加となりました。

来場者としてはビルメンテナンス業、メーカー、ホテル経営者、医療福祉関係、ビル経営者、一般のお客様まで様々。
当ブースでは活動内容の紹介パネルと共に、「清掃に関する相談受け付け中」といった看板を掲げ、アンケート記入してもらいながら清掃に関するお困り事がないかをお客様からお聞きしました。

1期生2期生は出典する側としての参加は初めてでした。
どうすればお客様に立ち止まってもらえるか、どうすればお客様のお話を上手く聞き出せるか考えながらブースに立ちました。
NPO法人クリーンの広報としてだけでなく、自分たちのスキルアップにも繋がる良い勉強の機会になりました。

今後アイビーエスとしても展示会に参加する機会が増えていくので、今回得た経験を次に活かしていきたいと思います。

特別支援学校生徒さんの受け入れ@北習志野駅

10月20日から31日までの2週間(計10日間)、北習志野ビル、EKITAにて毎年恒例の我孫子特別支援学校の生徒さんを現場実習の一環として受け入れました。

今回の生徒さんは、ビルメンテナンス科1年生です。
清掃の技術や巡回のルートはもちろん、誰のために清掃をするのか、清掃作業の先に何があるのか等々、ビル管理人の小林さんと松本さん、清掃パートの皆さまのご協力のもと、無事に2週間の実習を終えることができました。

最初は緊張気味だった生徒さんも、徐々に現場の雰囲気に慣れ、最後は自分から率先して作業に取り組み、お客様にも大きな声で元気よく挨拶ができるようになりました。

来年もお手伝いのお声が掛かれば、ぜひ協力したいと思います。
北習志野駅ビル、EKITAの日常スタッフの皆さま、ご協力ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

ボランティアお掃除教室@柿生小・西生田小

11月14日(金)、川崎市立小学校にてお掃除教室のボランティアティーチャーを実施しました。
午前中に柿生小学校、午後には西生田小学校と、今回は初の2校連続の実施。
今回は通常の2時間バージョンで雑巾、ホウキちりとり、ガラスの3種目に加え、2校目では手洗い実験も行いました。

今回は内定者の内、7名の皆さまが協力してくれました。
内定者と朝9時に柿生駅で待ち合わせをし、当日のスケジュールや内容を確認。
荷物を載せた車と合流し、ガラスの組み立てや小物の準備を行い、柿生小学校の特別活動室で本番を迎えました。
始めは緊張した面持ちだった内定者も、実際に子どもたちに教える段階になるとスイッチが入った様子。
子どもたちのエネルギーに押され、緊張どころではなくなった、という方が正しいでしょうか。

あっという間に1校目が終わり、急いで片付けをして撤収、すぐに2校目の西生田小学校へと向かいました。
移動中の車内で簡単な食事を済ませ、休む間もなく再度道具を準備しました。
こちらは教室ではなく体育館での実施となりましたが、2回目ということで少し肩の力が抜けた内定者も積極的に動いてくれました。
子どもたちも真剣な表情で正しいホウキの使い方を練習したり、お友達同士で雑巾の絞り方を練習したり、ガラスを上手にキレイに出来てとびっきりの笑顔を見せてくれたり。

プログラム終了後、「お掃除が好きになった人?」という質問にも、たくさんの手を上げてもらうことができました。

年明けの1月にも、別の小学校から実施の依頼を頂いています。
ボランティアではありますがこうした活動を続けていくことにより、子どもたちを通して“きれいにすること”の大切さを広げていくことができればと思います。

2014年12月号(2014年11月25日発行:第178号) 

お掃除 基本のキ! 〜第8回:クリンネスの5原則編〜
お掃除の基本として、「クリンネスの5原則」というものがあります。
アイビーエスでも技術の最も基本となるもので、皆さまの中にも社内報などで目にしたのを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの5原則について、簡単にではありますがご説明していきたいと思います。

クリンネスの5原則は、建材・汚れ・洗剤・用具・予防策の5つを知ることです。

まずは「建材を知る」。
きれいにしようとしている場所は、何でできているのか。
木材、石材、プラスチック、陶器等々…まず対象が何でできているのかを確認します。

次に「汚れを知る」。
汚れと一口に言っても、それには様々な種類があります。
例えば洗面台の中には、水垢、皮脂汚れ、髪の毛、繊維、菌やウイルスなど、見えるものから見えないものまで様々な汚れがあります。

建材と汚れを確認したら、次は「洗剤を知る」。
ご存知の通り、洗剤の中にもアルカリ性・中性・酸性、カビに強いもの、除菌ができるもの、建材を傷めないものなど、様々な種類があります。

対象の建材と汚れに適した洗剤を押さえたら、次は「用具を知ること」。
スポンジ、布、掃除機、マイクロウエス等々、建材と汚れ、洗剤に適した用具を選びます。

汚れを落とし終わったら、最後に「予防策を知る」。
一度汚れを完全に落としたとしても、時間が経つにつれて必ず汚れていきます。

どうしたら汚れが付きにくくなるか、また、どうすれば付いてしまった汚れを取りやすい状態に保てるかを考えます。

プロとして清掃をする上で、この5原則は基本中の基本となります。
普段のお掃除の中でも、ぜひこのクリンネスの5原則を意識してみて下さいね。


〜クリンネスの5原則〜
●建材を知る … 何でできている?
●汚れを知る … 困っていることは?
●洗剤を知る … 科学的解決方法は?
●用具を知る … 物理的解決方法は?
●予防策を知る … 美観を維持するには?

社内メッセージの受付について

社内報への感想、現場で嬉しかったことや工夫していること、また身の回りで起きたことのご報告など、皆さまからのお便りをお待ちしております。
メッセージに「社内報へのメッセージ」とお書き添えの上、次回の出勤簿と一緒にお送りいただくか、FAXまたはメールにてお送りください。
紙面のスペース上、一部内容の省略、または掲載月が遅れる場合がありますのでご了承ください。

  • パソコンから
  • 044-742-8315
  • 044-742-8316