IBS通信(タイトルが入ります)

2014年1月号(2013年12月25日発行:第167号)

企業理念=技術と真心で『常に進化し「きれい」を追求する会社へ』
今年度テーマ=IBSの「まごころ」を育てよう


今年も残りあとわずか、1週間足らずとなりました。
師走の忙しい中、皆さん体調はどうですか?
今年は寒気の影響で寒さも厳しい日が続きますので、お身体には気をつけて、また現場での事故・けがにも十分配慮して、新年をお迎えください。

今年のテーマを振り返って

1月号:新入社員が働きたい職場とは/IBSプラスワン技術④「遮熱ウィンドー」施工の紹介
◆「自分が働きたい職場の特徴」上位5つは、①お互いに助け合う職場、②アットホームな職場、③遠慮せずに意見を言い合える職場、④活気のある職場、⑤皆が1つの目標を共有している職場。IBSもこんな職場を目指そう。

◆遮熱ウィンドーの特徴は、①赤外線の防止により消費電力を20%カットすること、②体、特に皮膚がんなどに影響があると言われるUVを90%以上遮断すること、③夏は室内温度の上昇を防ぎ、冬は室内の熱を保温すること、④フィルムより効果が長期間持続すること。

2月号:今年の干支【癸巳(みずのと・み)/IBSの進む道
◆【癸】は十干が一巡して元に戻ろうとする最後の位置から、古来より「回転させる」意味があり、最初の甲(きのえ)に戻る直前の大きな変化が到来する年回りである。故に平成25年は保守的な面と革新的な両面が存在しつつも変化していく年であり、回転するために、万物を閉じ蔵(おさ)めて、筋道、原則、基準を立て、規則正しく物を萌芽させていかなくてはならない年。
【巳】は①表面に出る、②脱皮する、意味があることから、癸巳の平成25年は、昔からの因習的な生活にけじめをつけ(終わりを告げ)、革新に向かう年であろう。

◆IBSは30年を迎え、長い60年(六十干)というスパンでみると、ちょうど折り返し地点である。過去から学び、未来へ向かって、今のご時世やるべきことをやり、成長をやまない。間違った方向へ行かず、これからの30年も地域社会に貢献できる企業として、何かしら新たなスタイル、つまりビルメンから環境衛生という新たな形を見出し、その実が花咲くまで育てていく、種蒔きの年、元年にしよう。

3月号:企業の寿命/社員もパートもアルバイトもIBSでの働き方(気の持ち方)
◆「仕事とは人格の延長である」とは、ピーター・ドラッカー氏の名言「自分はどんな仕事をしたいか、どんなことを社会に果たして、どんなカタチで人々の役に立ちたいか、何を人々に伝えていきたいか、そういうことを考えながら行動(仕事)すること」は、IBSの社内でもとても重要である。仕事とは、作業とは違い、その人なりの人格を象徴することである。
IBSのテーマ「まごころを育てる」とは、その人柄や人格が「見えるカタチ」の仕事を進めていくことも意味する。プラス思考の姿勢で、パート、アルバイト、社員問わず、もちろん老若男女も問わず、自分の時間や労力、知識や技術などを使って、この会社で働く以上、仕事のために自分を磨くことを忘れず、そして自分のために仕事を磨くことも忘れずに、お互いにお互いの人格を仕事を通じて尊重し合える人間関係を形成していこう。技術だけではなく、真心込めた仕事ができる会社を目指そう。

4・5月号:マネジャーに贈る20章
1章:マネジメントの才能は生まれながらのものではなく後天的に習得するものであり意欲と努力の産物である。
2章:優れたマネジャーとは、受付順ではなく様々な仕事のうち、一番大事なことから手がける人である。
3章:社内にしか人間関係を持たないマネジャーが会社を動かそうとするようでは、会社はいずれ滅んでゆく。
4章:上で決まったことを自らの言葉と行動にできないマネジャーは、メンバーからの信頼と支持は得られない。
5章;メンバーの理解も大切だが、マネジャー自身の方針、考え方、人格もメンバーに理解させることが大切。
6章:マネジャーは“個人的な親しさ”ではなく“仕事をより良くするには何がベストであるか”という観点。
7章:マネジャーは2つ以上のことを同時に進められる人でなければならない。
8章:人が増える時には、手順を変えるなり仕事のしくみを変えてゆくのが、マネジャーの任務である。
9章:会議を何故開くのか、自分の役割は何か、どのように進めれば効率的か、マネジャーは常に把握すること。
10章:マネジャーの任務は高い業績を上げることにある。そのためにメンバーを動かす権限が与えられている。
11章:マネジャーが数字に弱ければ、会社は潰れる。仕事への熱意と数字への強さが不可欠である。
12章:コンピュータを使えないマネジャーは、いずれマネジメントの一員にとどまれなくなる。
13章:与えられた時間は誰も同じ。成果をあげるか否かは、マネジャーがいかに時間を有効に使うかである。
14章:経済活動は信頼関係で成立っており、言葉や数字に真実味がないマネジャーは周囲から信頼得られない
15章:上長にどのように対処すればよいのか苦労しそうな時は自ら積極的に働き相互理解を深めること。
16章:仕事を前に進めるアイディアや活力の源泉は仕事そのものの中にあることを忘れないこと。
17章:業績と成長は不可分であり、マネジャー自身の高いモチベーションが業績を生み、成長を実現する。
18章:マネジメントとは限られたヒト・モノ・カネ・トキをやりくりしそれぞれの最大活用を図ることである
19章:会社の永遠の発展は後継者たちの力にかかっており、後継者の育成もマネジャーの大切な仕事である
20章:仕事の上で、“したいこと”“できること”“なすべきこと”の3つのうち、どれを優先させて行動すべきであろうか。“できること” から手をつけるのは堅実なやり方ではあるが、それのみでは大きな発展はない。 “したいこと” ばかりでも問題だ。将来のため、メンバーに今何をすべきかを見出させ、それが例え苦手なこと、難しいことであっても挑戦的に取り組んでゆく風土をつくることがマネジャーには求められている

6月号:どのように経営情報を収集・活用しているか知ろう
◆「どこで?」情報を収集しているか?①講演/セミナー/勉強会、②自社内、③会合、
④展示会/商談会

◆「だれから?」①同業者/交流参加者、②取引先担当者、③顧客先

7月号:自分が「成長した」と思う瞬間はどんなときか
◆①ひとつの仕事をやり遂げたとき、②目標を達成したとき、③お客様に喜ばれたとき。つまり指示通りやっていても、自分自身で成長を感じることはないと言えるだろう。
仕事が他人事では、人は成長しない。自分なりに悩み苦しんだ結果「あっ!これか!」と気付いたときや、自信はないけれどとりあえずやってみよう!と思って、自分で試行錯誤をして、やってみて、得たことは忘れないものである。

8月号:IBSで取組む「聞く力」養成とは
◆言語力とは、外からの情報をきちんと整理し、それを基に自分の考えを組み立て、そしてきちんと根拠を示しながら話したり書いたりする力のことを言う。そして聞く力は、その外からの情報を整理するために必要な力である。
本当のプロフェッショナルは、相手を知ろうと外からの情報をきちんと収集でき、いわゆるアマチュア(素人)は、ただ一生懸命に(仕事や作業を)やろうとする傾向にある。お客様から相談されるのが、プロの仕事である。
自分の専門分野に詳しいのは当たり前の話で、それだけでは、本当のプロとは言えない。お客様の求めに応じて、知識や技術を用いることが出来てこそ、本当のプロと言える。
一方お客様は、その分野に必ずしも詳しいわけではないので、自分の要求や悩みをうまく表現出来るとは限らない。だから、本当のプロであるためには、専門分野に詳しいだけでなく、お客様の要求や悩みをキチンと把握するスキルが必要である。すなわち、聞き出すスキルが必要なのである。
故にプロは相手を知ろうとし、アマチュアは一生懸命やろうとすることに繋がる。例えば、プロ野球選手の話を聞いていると、対戦相手の分析を徹底的に行っている。一方、草野球の場合、とにかく一生懸命やろうとする。結果にこだわるプロは、相手のことをよく知る必要がある。だからこそ、情報を収集し、分析する。同じように、本来、ビジネスマンもその分野のプロであるはずだ。そして、結果にこだわるべきだ。「一生懸命やったけどダメでした」というのは、アマチュアの発言である。プロは一生懸命やるのは当たり前。プロは出来る限り状況を分析して、勝ちにいく。お客様相手の我々のビジネスであれば、お客様のことをしっかり把握して、満足してもらえるようにする。そういうことだと思う。
そのために今IBSでは、「聞く力」を養成している。

9月号:IBSで必要なプロフェッショナルとしてのクレド(リッツカールトンより学ぶ)
1. クレドはリッツ・カールトンの基本的信念です。全員がこれを理解し自分のものとして受けとめ常に活力を与えます
2. 私たちのモットーは、「We are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen」です。私たちはサービスのプロフェッショナルとして、お客様や従業員を尊敬し、品位を持って接します。
3. サービスの3ステップは、リッツ・カールトンのおもてなしの基盤です。お客様と接するたびに、必ず3ステップを実践し、お客様に満足していただき、常にご利用いただき、ロイヤルティを高めましょう。
4. 「従業員への約束」は、リッツ・カールトンの職場環境の基盤です。すべての従業員がこれを尊重します。
5. すべての従業員は、自分のポジションに対するトレーニング修了認定を受け、毎年、再認定を受けます。
6. カンパニーの目標は、すべての従業員に伝えられます。これをサポートするのは、従業員一人一人の役目です。
7. 誇りと喜びに満ちた職場を作るために全ての従業員は自分が関係する仕事のプランニングに係る権利があります。
8. ホテル内に問題点(MR、BIV)がないか、従業員一人一人が、いつもすみずみまで注意を払いましょう。
9. お客様ニーズ満たすよう従業員一人一人にはチームワークと幅広い協力を実践する職場環境を築く役目があります
10.従業員一人一人には、自分で判断し行動する力が与えられています(エンパワーメント)。お客様の問題やニーズへの対応に自分の通常業務を離れなければならない場合には必ずそれを受けとめ解決します

10月号:新入社員特別版(自己紹介)

11月号:社内イベント・活動報告
◆IBS初内定式について:IBSでは新卒採用に積極的に取り組んでいます。

◆毎年恒例!モノレール祭り:IBSでは日頃お世話になっている企業のイベントにも積極的に参加しています。

◆お掃除教室@川崎市立小学校:IBSでは地域社会や次世代の子供達のために、貢献しようと努力しています。

12月号:ビルメンフェア感想文
◆ビルメンフェア:この業界の国内最大級の展示会に積極的に参加しています。
目的は、国内主要メーカーや、その道のプロの人たちから、色んなアドバイスやセミナーを一同に聞いて、色んな商品を見て触って、自分の器を大きくするためです。
「無限大の可能性:古きに学び、地域に根差し、未来を見据え」をテーマに100社以上の企業ブースを見学。
セミナー関係も、省エネ問題から品質管理・危機管理、感染症対策、人事・労務管理、職業能力評価、そしてメンテナンスの知識、「国家の品格」の藤原雅彦氏の、「日本のこれから、日本人のこれから」の講演、政治ジャーナリストの田崎史郎氏「どうなる日本、政局と今後の経済動向」の講演まで、新入社員を始めマネジャー、役員まで聴講し、それぞれの感想文を提出しました。

今年の漢字:第1位は・・・?皆さんの1年を漢字一文字で表すと・・・?

2014年1月号(2013年12月25日発行:第167号) 

さて、暮れの恒例行事となりました、日本漢字検定協会主催の「今年の漢字」。
世界遺産・清水寺(京都市東山区)で、森清範(せいはん)貫主(かんす)が色紙に揮毫(きごう)した今年の漢字は、「輪」でした。

11月1日から今月5日までの公募で海外からも含め17万290票が集まり、「輪」は最多の9518票でした。
主な理由としては、東京五輪の開催決定のほか、富士山の世界文化遺産登録などに向け日本全体のチームワークが実った、楽天の日本シリーズ初優勝でチームワークや応援の輪の大切さが印象づけられた、豪雨や土砂災害の被災地への支援の輪が広がった、などが挙げられたそうです。

第2位は楽天の優勝などの「楽」(8562票)、3位は倍返しこと、「倍」(7623票)が選ばれました。

ちなみに、昨年(平成24年)の世相を表す「今年の漢字」は何だったか、覚えていますか?
第1位は「金」でした。僅差の第2位が、実は今年第1位になった「輪」でした。覚えている方も少ないのではないでしょうか。
金環日食で表れた光の輪、ロンドン五輪で日本中が沸いたこと、復興に向けた団結など、 (写真:清水寺Facebookページより)

ひとはひとのために生きるのでしょうか、
日本人の心の片隅にずっと人と人の「輪」があったのでしょう。


今年のIBSを漢字一文字で表すと・・・?
やはり、今年のテーマ【まごころを育てる】の「心」ではないでしょうか。


会社組織に「心」を与える、通わせることは、今最重要視している自分のミッションだと思っております。
技術と真心をモットーに創業以来30年以上取り組んできましたが、技術ばかり先行してしまい、真心の部分は、まだまだ未開拓であると気付きました。

それは、例えば「社内研修を担当されて、弊社はいかがですか?」と問うた時に、「職場にもっと愛を。」と答えられた人から学びました。
「どういう意味ですか?」と問うと、「管理職の皆さんが、自分のことで精一杯のようです」とその人は答えました。

研修を通じてその会社を見てみると、「温かさ」の度合いが分かるそうです。
よく成功者と言われる経営者の自慢本を読むと、素晴らしいことが一杯書いてあるのだが温かみが感じられないということがあります。
冷たい組織で経営者だけが成功しても何の意味もありません。
冷たい組織よりも温かいチーム、つまり心の通ったチームづくりを目指したいです。

「組織」とは、そもそも何かを成し遂げるための器であり「形」を表す言葉にしかすぎません。が、それに「心」を与えることが自分の役割であり、本部組織の長の仕事であると思います。

「リーダーの仕事は結果を出すことである」などと言っていると道を誤ることになります。
心の通わない組織は長続きしないことを忘れずにこれからも事業を展開していきたいです。

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