2013年6月号(第160号)
企業理念=技術と真心で『常に進化し「きれい」を追求する会社へ』
平成25年度テーマ=IBSの「まごころ」を育てよう
経営者はどのように経営情報を収集・活用しているか
「1か月分の売上げデータ」と「1か月分の売上げ情報」は同じ意味ではないのはお判りでしょうか。
混沌から収集されたものがデータであり、データを構造化したものが情報であり、情報からある種の刺激を受け
て、一握りの知識や知恵を得る。
私達は日頃のあふれるばかりの情報の中から、知識を得て活きる知恵を見出している。
独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施した、中小企業経営者を対象にした
「経営に役立つ情報・施策の活用に関するアンケート調査」(有効回答数702件)より情報をどこからどのように
収集しているか紹介します。
活きた情報から、是非お客様と我々を結ぶ知恵=提案に結びつけられればと思います。
◆「どこで?」情報を収集しているか?
経営に役立つ情報をどこから得ているかの「場所」としては、
第1位「講演/セミナー/勉強会」
第2位「自社内」
第3位「オフタイムの会合」
第4位「展示会/商談会」
※情報収集の場所は特定の場所に集中していない
◆「だれから?」情報を収集しているか?
経営に役立つ情報を誰から提供されることが多いかという質問に対しては、
第1位「同業者/交流参加者」(62.0%)
以下
「取引先担当者」(52.9%)
「顧客先」(44.9%)
┗の順情報提供者は「同業者」など、ふだんの業務で接点のある人が中心で、身近な人から情報を得る
◆対人以外では「どのように?」情報を収集しているか?
対人的な情報収集以外で、普段どのようなメディアを通じて、経営に役立つ情報を入手しているかについては
第1位「新聞」(82.0%)
以下
「テレビ」(62.0%)
「雑誌」(45.7%)
「ホームページ」
の順となっています。
従来型のメディアがまだ上位を占めていることがわかりますが、
「ホームページ」の利用が増えているなど、中小企業でもインターネットの活用が進んでいることがわかります。
ペンギンワックスニュースに掲載
洗剤・ワックスメーカーのペンギンワックスという会社をご存じでしょうか?
私どもIBSでも、日常・定期清掃用の汎用洗剤などで日頃から使用しているメーカーです。
毎月ペンギンワックスニュースという情報誌を発行していますが、その巻頭ページの「一期一会」というコラムに、私が受けたインタビュー記事が掲載されました。
→掲載記事はコチラ
インタビューの内容を一部を掲載します。
〜この仕事を始めたきっかけ〜
実は、人生の大きなターニングポイントが突然目の前におとずれ(…途中省略…)入社初日まで、まさかこの仕事に就くとは思っていませんでした。
でも就いた以上、とことんやり抜き通すと心に誓い、プロとしての技術と知識を伸ばし、「ありがとう」と言われるこの仕事を誇れる人が一人でも増えることを願い、今日に至りました。
〜最近、印象に残った言葉〜
「どんな状況でも全てを受け入れ、1歩踏み出せば奇跡は起こる」
カナダで初の1ドルコイン人物モデルとなった、テリー・フォックスの言葉です。
彼は18歳の時に骨肉種で足を切断し、大好きだったバスケットも断念し夢も希望もなくただ哀しみに明け暮れていました。
その入院中に彼は同じようにガンと真摯に向合い闘っている子供達に感銘し、彼らのガン研究資金の募金のためにカナダ横断を目標にした「希望のマラソン」を始めました。
彼は志半ばで亡くなってしましましたが、彼の想いは今ではカナダ人全員に伝わっています。
先が見えない中で、1歩踏み出すことはとても勇気がいることですが、一歩踏み出すことで答えが出るのではないかと、今でもこの言葉が自分の仕事する上でも、生きるうえでも、励みとなっています。
〜これから仕事をする上で大切にしたいこと〜
「環境衛生(清掃)という仕事の素晴らしさをより多くの人に伝えること」
一昔前のSARS(サーズ)から始まり、鳥インフルエンザなど未知の新型ウィルス、放射性物質による汚染、PM2.5など、毎年私達の環境を脅かす未知のものが発生しています。
これらは全て目に見えない「汚れ」もしくは「健康を害するもの」です。目に見えないところまでキレイにすることが、IBSのモットーですから、我々ならこれらをきれいにする自信があります。
これらを除去できれば、人々の生活環境にも大きく貢献できるでしょう。
ただしこれらのものをキレイにするためには、それなりの知識や技術が必要ですし、どのようにキレイにするかしっかりと伝える力も必要です。
今後30年続く企業を目指して、技術と真心をもって、常に進化するプロ集団を目指していきたいと思います。